結婚調査は、どんな調査?
結婚調査とは、結婚を前にした婚約者の身辺について調べることを指します。
日本の離婚率はさほど低くありません。
結婚したらみんながみんな、一生をともにするわけではない時代になっています。
当事者でなくとも、身近で離婚した夫婦がいる、という方もたくさんいるはずです。
なかには、パートナーの
- 悪癖
- 嘘
- 暴力的な性格
などが、
結婚後に露呈し、非常に後悔してしまうケースも多いのです。
結婚後に困った事態へ陥る前に、結婚前に相手の身辺を調べたいという方の要望に応えたのが「結婚調査」です。
★結婚調査でわかること
結婚調査で調べることができるのは、
- パートナーの人柄や周囲からどんな印象を持たれているか、
- 仕事の詳細な内容や本質的な素行、
- 依頼者が認識しているプロフィールや前歴に嘘がないか
などになります。
どれも、それなりに月日をかけてお付き合いしていればわかりそうなもの、と思われがちですが、付き合っているときはうまく猫かぶりをする人というのは、意外に多いのです。
相手によく見られたいがためにウソをついたり、結婚にこぎつけるためマイナスな要素をひた隠しにしたりする人も多いため、真実は意外と掴みかねているというのも現実です。
また、「恋は盲目」「あばたもえくぼ」ともいいますので、熱愛中は相手の欠点には目をそむけてしまうこともあるのでしょう。
そのため、幸せな結婚生活を送りたい人のなかには、結婚調査は需要があります。
★結婚調査で調べられないこと
ただし、結婚調査も万能ではなく、調べられない情報もあります。
たとえば、出生地に関する調査です。
なぜかというと、調査の対象者の出身地がいわゆる被差別地域だとすれば、それを理由に婚約を解消する…という選択をしてしまうかもしれません。結婚の自由を妨げる差別行為の片棒を担ぐ可能性があるため、探偵や興信所では、結婚調査の目的や内容次第では請け負えないこともあります。
また婚約者の借入状況などといった信用情報も調べられません。
こちらに関しては、情報をもっている金融機関や個人信用情報機関に問い合わせる必要があるのですが、興信所にその権限はありません。本人だと偽って問い合わせるのも違法です。
ただし、開示請求はできなくとも婚約者が消費者金融を利用している瞬間を撮影するということで、借金がある可能性を示唆する情報を得ることは可能です。
★結婚調査をする探偵を選ぶポイント
結婚調査を依頼する際は、できる調査と不可能な点を理解した上で、どこまで依頼者の希望に寄り添ってくれるかという点が、依頼先選定のポイントとなるでしょう。
結婚調査は決して万能ではありません。そのため、しっかり得られる情報や目的を説明してくれる探偵を選びましょう。
★幸せな結婚のために
結婚調査で婚約者の素性を知れば、より安心して結婚までの道のりを進める決心がつくのではないでしょうか。
後ろめたい気持ちもあるかもしれませんが、これから結婚しようとしている相手に対し、いくつもの秘密を抱えたまま平気な顔をしている人など、本当に生涯の伴侶として選んでしまうことのほうが問題です。
なんの懸念もなく幸せな結婚生活をスタートさせるためにも、婚約者に対し少しでも気になる点があるという方は、結婚調査の利用を検討してみても良いかもしれません。